「ナスダック100」に注目するイケてる私?
「ナスダック100」は、ナスダックに上場している企業のうち、時価総額上位100銘柄で構成されている指数のこと。過去35年でS&P500の20倍に対して、99.3倍も伸びているそうです。
上位を占めるのは、今をときめく「GAFAM(ガーファム)+T 」
G Google
A Apple
F Facebook
A Amazon.com
M Microsoft
T Tesla
これだけで、構成比率は約半分。これらのハイテイク銘柄は、もちろんS&P500 にも組み入れられているけど、500銘柄に分散されているS&P500と比べると、ナスダック100における「GAFAM+T」様の存在感はハンパない。
儲かりそう! そう思っちゃいますよね。
そこで私も検討してみました。
この「ナスダック100指数」に投資できる代表的なファンドやETFは?
投資信託なら
「ifreeNEXT NASDAQ100」や「eMAXIS NSDAQ100」
国内ETFなら
〈2631〉MAXIS ナスダック100上場投信
〈2568〉上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし
〈1545〉NEXT FUNDS NASDAQ-100
米国ETFなら「インベスコQQQ」
迷っちゃいます〜〜。
株版ハーレクインロマンスって?
ちなみに、投資信託には「IfeeレバレッジNASDAQ100」というのもあるんですね。
これは「ナスダック100指数」の値動きの2倍を目指すもの。
上がれば2倍だけど、下がった時も2倍下がるからリスクは高い。
しかも日々の値動きに対してレバレッジがかかるから、単純に100万円の儲けが200万円になるというわけじゃなさそう。
ずっと右肩上がりならいいけれど、上がったり下がったりを繰り返せば、その下げにも2倍反応するわけで、チョコチョコ痛手が積み重なって、最終的に上がったとしても2倍にはならないんじゃないかしらン?
でも、楽天証券の投資信託の買付ランキングでは堂々の第8位。
ツイッターを見ると、みんな「レバナス」とか言ってて人気みたい。
危険な恋ほど魅力がある。株版ハーレクインロマンスですね。
でも、山高ければ、谷深し。気をつけなくっちゃね。
業界用語はむずかしい
ところで、「レバナス」。
最初意味がわからなかったけど、「レバレッジナスダック」の略なのね。
他にも「オルカン」って何? って思ったら、「オールカントリー(全世界株式)」の縮小版だった!
「寄り天」って、何のてんぷら? って思ったら、「寄りつきで株価が一番高くなること」だった!
そりゃね、昭和生まれの私だって省略しますよ、「ゴム長」とか「ラジカセ」とか! だけど、業界用語にはついていけません。
で、結局どうなったの?
とにかく、絶好調とわかっているインデックスに乗っかれば、私でも利益を生み出せるかも。でも、そんなことより投資技術を磨くのが先決では?
いや、でも、目先の利益に目がくらむ〜。
ただ、悩む必要ありませんでした。
日本の取引所がお休みの間に、アメリカの相場が乱れてナスダックは暴落。
わかりやすく、買わずに済んだ。
アブナイ、アブナイ…。投資していいと決めた金額は200万円なのに、投資が楽しくてどんどん買いたくなる。反省。