日経平均の続騰→続落。中国・恒大集団のデフォルト間近のニュース。
不安材料いっぱいで、気がつけば、昨日から今日にかけて私の保有株の含み益もなんと5分の1に。難しい相場となりました。
どんだけ上がるの? 海運株
ほとんどのセクターの銘柄が下がるなか、相変わらず強いのが海運です。
思えば、海運大相場が来るらしいと知って、〈9107〉川崎汽船の株を100株買ってみたのは、今を去ること約1か月半前の8月4日。確かに狙いは良かった、良かったんですぅ〜。
ただ、買ったそばからあれよあれよと言う間に株価が下がり、4,340円で買ったのが4,000円に。アワアワしてその日に息も絶え絶え売ってしまって、たった数時間で34,000円のソン。
そこで「見なかったことにしよう」と封印したまま、その後の株価もあえてチェックしていなかったんです。
ところが! ちょっと冷静になって、あらためて株価を見れば、今日現在、〈9107〉川崎汽船の株価は、なんと7,310円。あのまま売らずに持っていたら、私、100株でも297,000円の含み益じゃありませんか!
ああ、損した、大後悔。あの時なんで売っちゃったんだぁーーーー!
…………と思ったんですが、ここでふと気づいたことが一つ。
「後悔」とは、「思い上がり」のことなり
後悔とかいってるけど、約1か月半前の私は、株の値動きのなんたるかも知らず(今もだけど)、その日一瞬上がっただけのとんでもない高値で買って、それがその日のうちに一瞬とんでもなく下がったからって狼狽売りしただけではないか。
後悔というのは、わかっているのに、やってしまったあやまちのことで、どっちみちわかってなかったんだから、後悔したところで結果は同じ。
つまり、後悔するなんて100年、いや、100万年早いわッ! 何サマ?
ってことだったんです。
そんなわけで、今の私に必要なのは、「後悔」ではなく「反省」。
なぜ負けたのか、見なかったことにするのではなく、冷静に分析して反省点を洗い出してこそ次につながるんですよね。
こういうことは、ふだんの仕事も同じ。
後悔なんて、驕りの証拠。後悔のひと言で片づけているうちは、進歩ナシです。
ただし、「反省」もやり過ぎると、「私ってバカ、バカバカバカ……」という自己卑下につながるので要注意。
ココとココが悪かったと、ただノートに要点を書いて、ハイお終い。そのくらいにしておかないと心を病む。自分に厳しいダメ出しをする人は、自分以外に山ほどいる。自分くらいは自分に優しくしてやろう。
「テヘッ、こんな私もまあいいか」。これ、人に言うと反感かう。けど、心の中でそう思ってるくらいがちょうどいい。