何歳からでもワクワク株投資

200万円をどこまで増やせる?

「織り込み済み」というワード

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知れば知るほど、ナゾ多きこの世界

株をはじめてから耳慣れない言葉をよく聞く。「織り込み済み」という言葉もその一つです。たとえば、ある会社がすごくいい決算を出したのに、翌日の株価は上がるどころかダダ下がりのようなとき。

私などは、エッ、なんでですか??? とさっぱりワケがわからない。でも、相場の世界では「決算がいいのは織り込み済み」。それ以上のサプライズがなければ、ガッカリされて売られまくっちゃうわけです。

同じように「知ったらしまい」という言葉もあります。

たとえば「新型コロナウィルスの増殖を防ぐ飲み薬開発中」なんていうニュースが出れば、その銘柄にはワッと人気が集まります。だけど、実際、それが実用化される頃にはもう売られる。知ったら手じまい。その銘柄、すでに終わコンなんです。このスピードが尋常じゃなく速いんですね。

美人は三日で飽きるというけど、株の世界じゃ「あの人、美人かも」の思惑だけでときめき、実際美人だと知れば、三日どころかつき合ってももらえないってこと。

暴落は誰も織り込めない時、やってくる!

さて、現在NYダウもS&Pもナゾに上昇中。

これまで暴落の不安材料とされていた「連邦債務引き上げ上限問題」も「中国恒大デフォルト問題」も先延ばしされているだけで解決したわけじゃない。

FRBのテーパリングも11月半ばくらいには確実に始まりそうだし、その後は長期金利引き上げも待っている。

これだけ下落しそうな材料が揃っていても、株価はなぜか上がっちゃう。

つまり、これらはすでに「織り込み済み」ということか?

暴落が来るとしたら、それは、誰も織り込めなかった突発的な事態に襲われた時? 

戦争、テロ、暗殺、大災害…………キャーーー、やめてーー!