「お正月の風物詩」は今いずこ
お正月休みは家でお仕事するつもりが、結局ダラダラ。あっという間に明日はもう仕事始めですね〜。株の世界では「大発会」です。
「大発会」といえば、晴れ着姿の女子社員も参加する賑やかなセレモニーというイメージだけど、今でもその風習は残っているんでしょうか?
私が社会人になった頃は、兜町だけじゃなく、丸の内や日本橋のオフィス街にも、晴れ着姿で出勤する人がけっこういたものですけどねぇ。関係ないけど、サザエさんの家なら、もうみんなで晴れ着を着て記念写真撮ってますよ。で、カツオとワカメとタラちゃんは羽子板。波平とマスオさんは伊佐坂先生の家に新年の挨拶に行って、お屠蘇で顔が真っ赤っかになっている頃です。
「○○の風物詩」のような日本人の共通意識はだんだん少なくなってきました。そういえば、お正月のハワイで芸能人をインタビューするワイドショーの人気コンテンツも徐々に影が薄くなり、コロナで完全に終わりました。
YouTubeで「大発会」詣で
話を戻して「大発会」。日本取引所グループのYouTube公式チャンネルでは、明日の大発会の様子をライブ放送するそうです(8:30〜)。私は、神社へ初詣に行く代わりにそれ見て拝むつもり♪
ちなみに、日本取引所グループのチャンネルでオススメは、「1960年(昭和35年)頃の東京証券取引所見学案内」。戦後の焼け野原の映像から始まって、昭和30年代の兜町界隈の様子や、今はもうない立会場での取り引き風景が見れますよ。「場立ち」といって手サインを使って売買注文を伝える証券マンの様子もわかって面白いです。小津安二郎の映画に出てきそうな女性がインタビューしています。昭和ラブ♪