JINUSHIは国際語?
株を始めてから、会社ってホントにたくさんあるんだなと実感。特にBtoB(企業が企業に対してモノやサービスを売るビジネスモデル)の会社となると馴染みがないし、まぁBtoC(対一般消費者)であっても、私が無知なせいで初めて聞く社名もかなりある。
そんななか、最近見つけて、「へぇ、こんな名前の会社もあるんだ」とちょっと驚いたのが〈3252〉地主株式会社。土地を買ってそれをホームセンターやスーパーなんかに賃貸する、そういう土地に特化した不動産投資商品を販売しているらしい。要するに「あなたも地主になりませんか?」ってこと。
会社のオシャレ・ホームページには、「社業、地主。」って書いてありました。わかりやすくて、どストレート! JINUSHIも国際語になるといいですね。
ただ、私が社員だったら、かかってきた電話に「はい、地主です」って出るのがちょっと恥ずかしい……。余計なお世話ですが。
それはともかく、この社名、今年1月に「日本商業開発株式会社」から変更されたばかりなんですね。だから聞いたことなかったのかぁ。
企業の社名変更では、最近、日本電産が「ニデック」に変更すると発表して話題になったばかり。長い企業の歴史では、事業内容やビジョンが変わったり、海外市場を意識したグローバル展開を目指したりで、社名も一新しなきゃいけない局面が出てくるんですね。
たとえば。。。。
- 早川金属工業研究所→シャープ
- 松尾糧食工業→カルビー
- 日本警備保障→セコム
- 福武書店→ベネッセコーポレーション
- 東陶機器→TOTO
- 国際石油開発帝石→INPEX
とか、けっこう「漢字→カタナカやアルファベット」のパターン、多いですね。
それで思い出したよけいな話。
以前、オフィスも入居するマンションに住んでいたことがあったんですが、ある日、お向かいの会社の表札が突然変わりました。
鈴木解体工業→SK企画
と、ちょっとかっこいい横文字に。で、でも、あのォ、言いにくいんですけど、そこは「ヤ」のつくちょっとアブナイ人々が出入りしている会社で、社員(?)は上下白のジャージに女モノのサンダル、車は大きな白ベンツ(必ず成田山のお守りがぶら下がってる)……。
そういう会社(団体)なわけで、「鈴木解体」の頭文字をとって「SK」はわかるんだけど、「企画」って……。何を企画してたんだろ?
とまぁ、そんな話を友人にしたところ、「私の地元ではねぇ、パチンコ銀の目が、ディスコシルバーアイに変わったんだから」だって(^o^) 彼女の地元は気仙沼。その変化って、なんか昭和の地方都市独特の匂いがプンプンしませんか? どっちにしても演歌流れてます。青江三奈みたいな……。
「変化」と書いて「チャンス」と読もう
話は超脱線したけど、何を言いたいか。
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらずってこと。
社名も変われば、相場という河の流れもつねに変わる。昨日までのトレンド・セクターが突如オワコンになることもしょっちゅうで、過去にこだわってると負けちゃうんです。
私、学びました!
生きるって、変化を受け入れること。
そして、良く生きるって、変化をチャンスに変えること。