何歳からでもワクワク株投資

200万円をどこまで増やせる?

投資の神さまウォーレン・バフェットから何を学ぶ?

川に一本しかない橋の料金所

いよいよEUがロシア産の原油輸入を禁止する措置をとるらしい。

といっても、このブルーグバーグの記事では「年末までに禁止する提案を行う見込み」と、奥歯にモノがはさまったような書き方。岸田内閣用語の「提案を検討することを、躊躇なくすみやかに行う予定」みたいなもので、本当のところどうなのかはナゾ。

www.bloomberg.co.jp

とはいえ、本当にそうなれば、ロシア以外のどこから原油や天然ガスを輸入するかで、オイルマネーの流れは変わる。

投資の神さまウォーレン・バフェットは、投資すべき企業のことを「川に一本しかかかっていない橋の料金所」とたとえたことがある。つまり、料金がどんなに高くなっても人々がそこを通過せざるを得ない、そういうビジネスが儲かるビジネスということ。

原油に通じる川にかかる橋は一本しかないわけじゃないけれど、世界の人々はこれからどの橋を渡るのか?

コロナ明けのバークシャーハサウェイの株主総会は、ロックフェス並みの盛り上がり

さて、そのウォーレン・バフェットが会長兼CEOをつとめる投資会社バークシャーハサウェイが、昨日4月30日、3年ぶりに対面での株主総会を開いた。

ツイッターにその画像が流れてきて、見たら武道館の3倍くらいの広さと思われるホールに人がギッシリ。〝資本主義の祭典〟とも表現されるように、ホント、まるでロックフェスみたいな賑わい。

会場の大きなスクリーンには、御年91歳のバフェットと、バフェットの長年の相棒で副会長のチャーリー・マンガーさん(98歳)が元気に楽しそうにお話している様子が映し出されていました。

会場は、バークシャーハサウェイ本社があるネブラスカ州オマハ。人口40万人のこの町に、例年、世界中から4万人が詰めかけるそう。残念ながら日本にはそこまで人を集められるおじいちゃん、いえ、カリスマ経営者や投資家はいませんね。

バフェット流・人に好かれる方法とは?

ウォーレン・バフェットは、どこかの国の国家予算並みの資産の持ち主だけれど、その生活ぶりは質素そのもので知られている。

朝食はいつもマクドナルド、車は一台を長く愛用し、高級ブランドのスーツにも興味なし。携帯電話も2年くらい前にガラケーからやっとiPhone11に変えたって何かの記事で読んだことがある。1958年に当時のお金で約330万円で買ったオマハの自宅に今も住んでいるそうです。

じゃあ、儲けたお金はどこへいくかといえば、「最も幸福な1%に含まれる人は、残りの99%の人のことを考える責任があるのです」という発言通り、ほとんどを慈善活動に捧げている。まさにノブレス・オブリージュの体現者なんですね。

 

そんなバフェットからは、その生き方や投資術で学ぶことは山のようにあるけれど、私のお気に入りは、何年か前の株主総会の質疑応答で、7歳の子どもの質問に答えたときの言葉。

子ども「どうやったら人に好かれますか?」

バフェット「あなたが好きな人の良いところをリストにして、それに従って自分も行動を変えるようにするといいよ」

「はい!」

シンプルだけど、いい方法ですよね!