株価の明日を占う「相場サイクル」
これから株価は上がるのか、まだ下がるのか? それは誰にもわからない。
ただ、人生にバイオリズムがあるように、相場の動きにも波があるという。
それが、4つのフェーズからなる「相場サイクル」といわれるもの。
それぞれのフェーズによって、株価の上下トレンドは変わり、注目されるセクターも変わる。だから、今どの段階にいるのかしっかり把握して、その波にうまく乗るのが大事。
ほら、四柱推命でも「大殺界にはよけいなことせずじっとしてろ」というじゃありませんか。あらかじめ相場サイクルを知っておけば、よけいな売り買いをして損切りする失敗も少しは減らせるかもよ。
相場は循環する! 4つのフェーズはこれ
「①金融相場」→「②業績相場」→「③逆金融相場」→「④逆業績相場」
①金融相場
世の中の景気が悪くなると、中央銀行は金利を引き下げます。すると企業はお金を銀行から借りやすく、利払い負担も軽くなるので、積極的に設備投資。投資家たちが「これで企業業績が回復するんじゃないの?」と期待して、株価が上がります。
②業績相場
世の中にお金が回ったことで、企業の業績が本当にアップ。これまで単に期待で上昇していた相場に実績が伴うことで景気も回復します。中小型のグロース株への投資が盛んになって、また、そういう銘柄の株価が上がっちゃいます。
③逆金融相場
お金がジャブジャブになり過ぎてインフレ。中央銀行は金利を引き上げ始めます。株価は調整局面となって下落。ここで買われるのは、金利が上がっても影響が出にくい無借金企業など←今、ここ?
④逆業績相場
金利引き上げが景気の転換点となって、実体経済も底冷え。株価はさらに下がります。ここで買われるのは、景気との連動性が低い医薬品や生活必需品、建設インフラなどのディフェンシブ・セクターらしいです。←もう、ここに入りかけ?
と、まとめてみて、あらためて納得です。私が株を始めた昨年7月頃は、まさに「②業績相場」だったんですね。グロース株人気で、私も調子に乗って勢いのありそうな半導体銘柄やマザーズ銘柄を買っちゃった。で、「そのうちテンバガーかァ?」なんて鼻息粗くしていたら、まぁ、下がる下がる。気づかぬ間にしのび寄る「③逆金融相場」の影が……。泣く泣く損切りいたしました。
ただ、サイクルというからには、あのまま持っていれば、そのうちFRBのパウエルさんが「金融緩和します」と今と真逆な発言をして、きっと再び「①金融相場」に戻るんですね。ただ、その日が来るのを待てなかった……。
今や巨大な時価総額を誇るソフトバンクグループやファーストリテーリング、ニトリホールディングスだって、20年前には小型グロース株でした。
サイクルに翻弄されつつ、かつ花も嵐も乗り越えて成長する。そんな銘柄と出会いたいですね。
いきなりですが、数秘術(笑)
ところで、人生のサイクルのほうですが、数秘術にハマッている先輩によれば、人の運気のサイクルは9年周期で繰り返すんだそうです。
1〜9の人生フェーズはこんな具合。
- 始まり……種まきの年
- 忍耐・協調……種を育てる時期。周りの人と協力していくのも大事
- 発展・創造……種の芽が出る時期。自分らしさを表現し、発信する
- 基礎・安定……出た芽が根を張る時期。体や生活など、自分の基盤作りをしっかりやると吉
- 変化……新しいことへのチャレンジ、新しい出会いなどの変化が訪れる年
- 責任・愛情……花が咲く時期。パートナーや家族との時間が増える
- 休息……自分を見つめ直し、魂を磨く時期
- 結実……これまでの成果が出る時期。社会的な成功をおさめることも
- 完結……咲き終わった花を手放し、翌年からの新たな種まきに備える時期。人が去っていったり、仕事が終わることもある。
これも株と同じで、自分が今どんな流れにいるのかを知るのが大事。運気の下降トレンド中なのに結婚とかしちゃって、結局損切り(離婚)! なんてことも避けられるかも。あくまでも「かも」ですよ。
ちなみに、今の自分が1〜9のどのサイクルにいるかを知るのはカンタン。
現在の西暦2022年の数と自分の誕生日の月日の数を全て足すだけ(それぞれ分解して1ケタになるまで足してね)。
たとえば、私の場合、4月13日生まれだから
2022年と4月13日を足します。
2+0+2+2+4+1+3=14 → 1+4=5
5と出たので、今の私は「5変化」の時期というわけです。
このサイクルは1月1日から始まるのではなく、自分の誕生日から始まります。
なので、私の「変化」は来年の誕生日まで続き、それが過ぎると次の「6責任・愛情」の年を迎えるということです。う〜〜ん。当たっているよーな、いないよーな……。