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200万円をどこまで増やせる?

「視覚」が来てる! どんどん広がる「見える」世界

〈6613〉QDレーザ、悲願のストップ高

昨日10月14日(金)の日経は終値で853円高。プライム市場の97%が上昇!

この下がるほうがむずかしいような相場で、私の持ち株〈3661〉エムアップはマイナス2円でしたけどね(いいんです、上昇中の単なる押し目なんで!)。

さて、波乱続きだったマーケットが、久しぶりに一息ついたこの良き日。以前ここでも紹介した〈6613〉QDレーザがやってくれましたよ! ストップ高。

 

www.m-wakuwaku.com

 

QDレーザは、網膜に直接レーザーを投影することで視力に関係なく映像が見えるようになるという世界初の画期的な研究に成功。ロービジョンの方々に向けた医療用めがね(ブランド名・RETISSA)を開発・販売する会社。素晴らしいですよね。私、未来を夢見て↑ この記事書いた頃、株、買いましたもん。

ただねぇ、経営が……。研究や技術開発にお金がかかるのはわかる、わかるよ。でも、もしかしてず〜〜〜と赤字? おまけにMSワラントっていう資金調達を発表して、株価急落。握力低めの私は、結局、損切りしちゃいました。はい、大損でした。これが昨年の話。

今回ストップ高となった要因は、新しいスマートグラスをTDKとNTTと共同開発したとの発表があったこと。このスマートグラスっていうのは、多分従来の医療用RETISSAの進化版だと思うけど、いわゆるARめがね。ARというのは、実在する風景に文字や映像などのデジタル情報を重ねることで、視覚世界を広げるもの。いかにもこれからやってくるメターバース社会をリードしそう……ってことで俄然注目が集まったというわけです。良かったです。

まだまだ続く視覚へのチャレンジ

QDレーザの技術が、ロービジョンの方々に「見える」世界を提供したように、視覚関連では、これまでの不可能を可能にするような技術が次々と発表されています。

記憶に新しいところでは今年夏に発表された〈4596〉窪田製薬HDの「クボタメガネ」。これは、やはりAR技術を使って、家の中にいても遠くを見ているような映像環境を作り出すというめがねで、1日1〜2時間かけるだけで近視が矯正できるんだって。

これがネットでかなりバズッって、株価は一時爆上がり。ところがその直後、MSCBっていう資金調達をすることを発表したんですね。私、勉強不足でよくわからないんですが、このMSCBっていうのは、QDレーザがやったMSワラントみたいなもので、株の価値の希薄化につながっちゃうんですね。だから、投資家の怒りと失望をかって株価暴落。「クボタメガネ」そのものの効果も????のギワクで、300円くらいだった株価も今は125円……。

まあ、こんな後味の悪いお話もあるものの、視覚へのチャレンジは人類の夢。つい先日もこんなニュースがありました。

news.mynavi.jp

 

近眼を点眼で治療できるかも、ですって! 老眼のほうもよろしくお願いします。

「見た目」で判断されなくなる時代がやってくる!

また、視覚関連といえば、今後のメタバース社会へ向けて様々なイノベーションが生まれる分野。特に私が興味シンシンなのは、アバター技術っていうんですか? バーチャルで自分の分身を作っちゃうこと。

levtech.jp

上の記事より

これまでもVTuberみたいなキャラクター・アバターや顔のアニメ化はあったけれど、この記事にあるように、これからは限りなくホンモノに近く、でもチョイ盛り、いやデカ盛り? の〝自分じゃないようで、自分〟みたいな人物がメタバース社会で活躍できるかも。見た目で歳バレもしないから、仮想空間のなかでは何歳になっても現役バリバリ。新しいビジネス・チャンスも生まれるかも。

そう考えると、メタ社会になったら、政治家の影武者なんかいらなくなるね。だって全員どうせ影武者だもん。金正恩やプーチンなんか永遠に死なないから大迷惑だけど。ちなみにメタ(元フェイスブック)のザッカーバーグさん、私、あの方の映像を見るたびに「これって、もしやアバター?」って疑っちゃうんです。リアルでもちょっと宇宙人っぽいので、ホント、見分けがつかない。