何歳からでもワクワク株投資

200万円をどこまで増やせる?

中国経済、いよいよ「終わりの始まり」か

中国・習近平政権の3期目発足で、「ナスダック・ゴールデン・ドラゴンチャイナ・インデックス」(米国に上場する中国大手98銘柄からなる指数)は22%も下落。

下がったところを買う抜け目ない投資家もいるかなと思ったけど、今のところその兆しもない。みんな、落ちるナイフは拾わないのね。

 

ETF「Golden Dragon China」の日足

謎が深まる胡錦濤さんの退席劇

それにしても、22日に行われた党大会。その様子の一部が海外メディアで報じられたけど、あの映像、異様でしたね。胡錦濤・前国家主席の突如の退席劇!

www.bbc.com

 

中国ウォッチャーのユーチューバーの発信をいろいろ見たところ、

  • 胡錦濤さんは認知症でワケわからなくなったから退席させた
  • あの場で発表された指導部人事が、事前に知らされていたのと違っていた。「ハメられた!」と気づいた胡錦濤さんが騒ぎ出したため、強制的に連れ出された。(そのとき、胡錦濤は習近平の前にあった赤いファイルを奪おうとしたけど、その理由は、他の委員に配られたのはニセファイルで、習近平の持っていたファイルだけがホンモノだと考えたから。「お前のファイル、見せてみろ! ってこと)

と、概ね2つの意見に分かれていた感じ。いずれにしても、退場させられる胡錦濤さんと目を合わせようともせず、ほくそ笑んでいた習近平氏の様子が不気味だった。

とにかく、中国共産党の「チャイナ・セブン」と呼ばれる習近平含む上層部のメンバーは、王滬寧(おう・こねい)氏をのぞいて全員習近平の身内ばかりとなったと。チャイナ・セブンって昔のAKB48の「神セブン」みたいなもので、神ですよ、神! これで習近平の独裁体制は万全で、台湾侵攻もいよいよ現実になりそう……。

 

イッチョマエに投資家目線から言えば、習近平氏の大企業締め付け政策が中国経済を崩壊させるのが心配。中国株を買うわけじゃないけど、中国経済が立ち直ってくれないと、日本の輸出企業も痛手→貿易赤字も膨らむ→円安がもっと進む。ってことで、日本株も思うように上がらない。

あ〜あ、株をはじめる前は、もっとノンキだった。それが、今じゃご近所トラブルに遭ったくらい〝世界〟が近い。これっていいこと、悪いこと?