何歳からでもワクワク株投資

200万円をどこまで増やせる?

すべては、まず〝カッコ〟から

石田衣良の小説『波の上の魔術師』(文春文庫)を読む。

 ニートの青年が、ある日不思議な老人に声をかけられ、徹底的にマーケットの世界を仕込まれる。そして、最後には庶民を苦しめる巨悪の銀行をマネーゲームで倒すという爽快経済ミステリーですよ。

 

ナゾの老人が青年に目をかけたのは、彼が「まだ金を作っていない金持ち」に見えたからだそう。この言葉、いいですね。

 そういえば、バブルの頃……。

 「まだ小説を書いてない小説家」っていう人が、いたっけな。

 

「相場をやるなら、一流の身なりをしろ」と、高級テーラーで上から下までビシッと決める青年の姿に胸踊る。こういう変身、大好物デス。

 

その昔、英会話の勉強をしていたとき、こんな言葉を知りました。

 Fake it till you make it.

そうなるまでは、そうなったフリをしろ。

 

まずカタチから入って、「そうなった」と自分を思い込ませる力。これって大事。

私はどんな人になったフリをしようかな?

年はとっても、夢はある!