何歳からでもワクワク株投資

200万円をどこまで増やせる?

鉄鋼、それは昭和の光と影!

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新しいテーマ株に注目した

頑張って銘柄検索をした結果、今週買ったのはこの銘柄

〈5401〉日本製鉄 2,155円(100株)

〈3315〉日本コークス 117円(1,000株)

〈2151〉タケエイ  1,824円(100株)

〈4088〉エア・ウォーター 1,815円(200株)

タケエイは最近注目の産業廃棄物やリサイクルの会社。

エア・ウォーターは、産業ガスの大手で、自宅用の医療酸素濃縮器が話題です。コロナの拡大で東京はすでに医療崩壊状態。自宅療養者数は2万人を超えたといいます。そんななか、エア・ウォーター社の酸素濃縮器は私たちの命を守る決め手。ニュースによれば、緊急増産体制に入ったそうです。

私だっていつ感染するかわからない。頑張って欲しいです!

 

それから、昭和生まれのみなさんに特に注目していただきたいのが、上の2銘柄。〈5401〉日本製鉄〈3315〉日本コークスです。

鉄と石炭→ザ・昭和の香りがしませんか? 

前の記事にも書きましたが、このところ市場では海運株がトレンド。

 

www.m-wakuwaku.com

 

と思ったら、今度は長らく斜陽産業として忘れられていた鉄鋼株も注目されはじめました。どうやら世界的な鋼材需要が要因らしい。中国などでも鋼材不足だそうです。

 

そういえば、アメリカのバイデン大統領のインフラ投資法案が上院で可決されたというじゃありませんか。5年間で総額1兆ドル(約110兆円)ですよ!

アメリカって、そんなに直すとこ、ある? 

実際のところは知りませんが、景気回復、雇用創出のためには良い策ですね。

 

コロナは100年前のスペイン風邪のパンデミックとよく比較されますが、そのスペイン風邪の後に起こったのが世界大恐慌。当時も不況克服策として、やはり公共事業がバンバン行われたそうです。それが、かの有名なルーズベルト大統領のニューディール政策です。

バイデン大統領も、現代のルーズベルトを目指す! ……のかも。

野望と愛憎うずまく「華麗なる一族」

とにかく!

製鉄会社と聞いて私が思い出すのは、山崎豊子の小説「華麗なる一族」です。高度成長期を舞台に、大富豪一族の富と権力、野望と愛憎を描いた物語。大好きなんですね、そういうの。

あの物語に登場する、一家のなかで唯一正義感に燃えるナイスガイ、長男・万俵鉄平(まんぴょうてっぺい)が働いていたのが製鉄会社。そして、そのモデルとされた企業が、当時の帝國製鉄、今の日本製鉄なんですね〜。

 

その日本製鉄の株を、今、この名もなき私が買っちゃったわけです。100株だけだけど。いやぁ、心震えます。

 

ちなみに、「華麗なる一族」。最近、WOWOWのドラマでやってる(もう終わったかも)んですね。銀行頭取の父親役が中井貴一、製鉄会社勤務の長男役が向井理。見たい! WOWOWオンデマンド、1か月だけ契約しちゃおうかな。

私が以前見たドラマは確かTBSの日曜劇場で、父親が北大路欣也、長男がキムタク。私の脳内ではキムタクじゃなくて唐沢寿明だったけど、それは記憶違い。唐沢寿明は「白い巨塔」のほうだった。

製鉄会社といえば、あのもうもうたる高炉の煙! あれが戦後ニッポンの高らかな未来の象徴だったんです。成長の裏には公害問題などもありました。

高度経済成長時代の光と影ですよ。

 

もちろん、世界中がカーボンニュートラルを目指す現在では、鉄鋼関係各社とも脱炭素に取り組んでいるといいます。今後は石炭を燃やす高炉ではなく、電気、しかも再生可能エネルギー由来の電力に切りかえていくという方向性らしいです。

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そしてさらに鉄鋼といえば石炭、〈3315〉日本コークスです。

こちらは、明治の産業革命を担った元・三井鉱山株式会社。今は世界文化遺産になっているかの有名な三池炭鉱も、かつてはこの会社が持っていた炭鉱なんです。

石炭=CO2を排出……ですが、今後そこをどう転換していくのか?

今、株価少しずつ上昇中です。