何歳からでもワクワク株投資

200万円をどこまで増やせる?

これが「カーボンゼロ」のファイナルアンサーか!?

f:id:mgana:20210908045249p:plain

いやもう、ワクワクして待っていた鉄鋼大相場、来ず……。昨日は、鉄鋼の代わりに再び海運株が爆騰してたっけな………(遠い目)………。日経平均が一時3万円を超える盛り上がりだったのに、なぜ燃えない「鉄」!

燃えないどころか、明日あたりから下げの予感…。せっかくの含み益もまた赤字になっちゃうのか?

「鉄」の次は「宇宙」だ!

f:id:mgana:20210908042928p:plain

すっかりやる気を失いボーーーっとしていたところ、こんなニュースが。

「宇宙太陽光発電」実証実験へ!

www.yomiuri.co.jp

 

なんかこれスゴそう。宇宙に大型太陽光パネルを設置して、太陽光エネルギー取り放題。で、その電力をマイクロ波で地球に送電するんだって。政府は、来年から実証実験を始めて、2050年までの実用化を目指す意向だそうです。

「鉄」のことはさっさと忘れて、次は宇宙だ!

早速調べてみたら、宇宙太陽光発電は世界に先がけて日本が一步リードしている技術のようじゃありませんか。

JAXA(宇宙航空研究開発機構)が中心となってもうすでに様々な研究が行われていて、5年ほど前には、宇宙からの送電に先がけた地上実験にも成功したというニュースもありました。

そして、このニュースを受けて、やはりこの分野に参入しようとしている中国のネット民が、「日本はアジアの希望」と称賛した…なんていう小ネタもあったりして。

 

さて、その時点で関連銘柄として紹介されていたのが、直接銘柄としては

〈4026〉神島化学工業 〈5214〉日本電気硝子 〈6503〉三菱電機 〈7011〉三菱重工業 〈7013〉IHI など。

当時からJAXAとともに頑張っていたこれらの会社は、多分、今回のプロジェクトにも加わっていることでしょう。他にもロケットや人工衛星関連など、かかわる銘柄はいろいろありそうです。早速、調べてみなくっちゃ!

いずれにしても、これが実現すれば、2050年からは化石燃料ゼロ社会。その頃私はもうこの世にいないけど、多分。

宇宙にだって産廃業者が必要

さて、このカーボンゼロの最終兵器によって、地球はクリーンになるけど、宇宙空間には産業廃棄物が出ますよーー。ただでさえ「スペースデブリ」といって、宇宙にはスペースシャトルの破片やら、壊れた人工衛星やらいろんなゴミが浮遊してるらしいから。

映画『ゼロ・グラビティ』だって、そんな宇宙ゴミに当たって生死を彷徨う宇宙飛行士のお話でしたしね。つまり、宇宙太陽光パネルもゴミを出すか、ゴミに当たるかどっちか(の危険性あり)。

この宇宙のゴミ問題、NASAも頭を抱える難問です。気象観測やGPSにかかわる人工衛星にゴミが当たって壊れたらたいへん。たとえばアメリカで1日GPSが使えなくなったとすると、約1000億円の損失が出るという試算もあるくらいです。

ところが! そんな問題を解決すべく宇宙ゴミ除去サービスのベンチャービジネスを始めた優秀な日本人がいるんですね。

それが岡田光信さん、彼が2013年に立ち上げたのが「アストロスケールホールディングス」という会社です。ホームページを見てみたけど、今や世界から注目されるグローバル企業に成長しているようです。

 

どんどん人口が減っていく日本は斜陽、終わコンという意見も多い。けれど、こうしてみると、日本もまだまだ捨てたもんじゃないなぁと改めて思います。

それと私が株で儲かるかどうかは、また別問題なんですが……。