友人が経営する会社がコロナの影響で行き詰まり、昨年、仲介会社を通してM&Aの交渉(買われる側)をしたそうだ。友人もとっくに引退の年齢。コロナ前から後継者がいない問題も抱えていたことだし、ちょうど決意するタイミングだったのかもしれない。
結果的には不成立だったけれど、ここまでコロナが長引くと、友人の会社同様M&Aを選択肢の一つとする会社も増えてきそう。
ただ、これだけ先行き不透明だと、買う側が二の足踏みそうではある。
「現状維持でいいじゃん」「今、そんなリスク抱えてまで会社を大きくする必要ある?」とかなんとか。私なら言いそう……。
果たして、需要と供給のバランスはかみ合うのか? そこは不安材料です。
今日の気になる銘柄
さて、前置きが長くなりました。何が不安かって、今注目しているのがM&A銘柄だからなんです。これまで自分なりにリサーチしてきたなかで「これは成長株かも?」とリストアップしていた銘柄の一つ、それが〈2127〉日本M&Aセンター。
7月30日に決算報告があったばかりだけど、今期売上高+27.5、EPS(一株益)+15.5と好業績。
そしてチャートを見ると、私の目には「もしやこれがウワサのカップウィズハンドル?」に見えるんです! 気のせい? いかがでしょう?
「カップウィズハンドル」で爆上げ確率90%以上?
「カップウィズハンドル」は、成長株投資の神さまウィリアム・オニールが提唱した株価上昇のサインとなるチャートパターン。チャートの形が「取っ手付きティーカップ」の形ににていることからこう呼ばれているそうです。
たいていの株の教科書にはのっている代表的なもので、株をやっている人なら多分、知らない人はいないでしょう。かくいう私は、株の勉強をはじめて知りました。
「カップウィズハンドル」ができるまでの値動き
- 株価上昇
- じりじり下がり出す(カップを形成しはじめる)
- 底で横ばい(カップの底の部分)
- 再度上昇
- 少し反落(取っ手の部分)
- 反落前の高値を超えて一気に上昇
ここに注目!
- ②の株価は①ほど高くない
- 買いのタイミングは②の株価を超えたところ
- A→カップの底を形成するのはだいたい3か月〜半年
- B→②から買いポイントまでは約1〜2週間
こっちのチャートで見ると、ますますカップに見えてきますよォ。
焦らず、買い時を見極めるべし
さて、どうでしょう?〈2127〉日本M&Aセンターのチャート、本当に「カップウィズハンドル」だったら、この後爆上げの予感。キャーーー!
ただ、決算が良かったため、「カップウィズハンドル」じゃなくても明日の月曜日は一時的に②の株価を超えてドーンと上がりそう。
その場合は、その後急降下することもあるから、あんまり早まって買わないようにしなくっちゃ。これまでそれで失敗してきた私なので。
いずれにしても、明日が楽しみ!