現在7銘柄保有中だが、久しぶりに〈9201〉日本航空以外は全部含み益が出ていて嬉しい限り。まあ、日々変動するので、これも一時的なことだろうけれど……。
会社も人も日々成長してナンボ
さて、株をやってみてわかったのは、会社ってたいへんなんだなぁということ。
なぜなら常に成長を求められるから。
四半期ごとの決算で、売上高や経常利益を上げていくのはもう社会的ミッション。「まぁ、前期と同じくらいやっときゃいいだろう」的な怠慢は許されない。つねに時代に合わせて新しいものを生み出し、チャレンジし続けなきゃならない。それができなきゃ投資家から聡スカン。
(ああ、私も「自分決算」するんだった。日々の仕事をこなすのに精一杯で、成長ってもんがなかったよ……)
で、チャレンジし続けているかどうかの試金石になるのが「新製品」や「新サービス」だ。『オニールの成長株発掘法を株探で実践する方法』という本のなかには、こんなことが書かれてあった。勝手な解釈で大雑把にいえば……
とにかく意味がわからなくても、新しきゃいい。
そんなの聞いたことないし、よくわかんないけど、なんかスゴそう!
そういう新製品や新サービスがあるかどうかに注目する。
そうなんですね、聞いたことない、なんかスゴそう!
これこそが、イノベーションってやつなんですね。
たとえば半導体は、それまでの真空管と使用目的は同じです。でも、半導体は、単純に真空管が進化したものではないんだそうです。
真空管をいくら研究し改造しても、半導体というものは生まれなかった。
真空管からいったん離れたまったく新しい発想とまったく新しい研究。それがあったからこそ生み出されたのが半導体だったんです。
昨日までの自分は関係ない。人はいつからでも変われます!
つまり、イノベーションとは、過去の延長線上にはないということです。
温故知新もいいけど、それとはまったく別のところから生まれる、新しい「何か」なんです。
人生のイノベーションも同じじゃないでしょうか。過去なんて関係ない。昨日までの自分がサエなかったとしても、何かのきっかけでブレイクスルーはあり得る! 何歳になっても、そういうことを信じて生きていきたいですね。
エサキダイオードの発明で半導体の発展に寄与した、ノーベル物理学者・江崎玲於奈さんの名言に、こんなものがあります。
「いつも歩く道を離れ、未踏の森に飛び込み、新しいものを探れ」と。遅まきながら、そうありたいです。
つくば学園都市で人生の「イノベーション」を誓う!
その江崎玲於奈先生は、90歳過ぎて今もなおご活躍中。
筑波大学の学長をされていたこともあって、つくば学園都市へ行くと、ベンチに座った江崎先生のブロンズ像があります。
私、ご利益をいただこうと、隣りに座って写真撮ったことあります!
ちなみに、つくば学園都市、日本のシリコンバレーです。なんたって住民の偏差値が日本一高いと言われているんですから。
婚活女子にはお引っ越しするか、あの街の居酒屋でアルバイトすることをオススメします。